2024年7月2日午前
以前、短編小説『蓮池』を書いたときは何度か通いましたが、久しぶりに訪れてみました。
第一蓮池
第一蓮池の白い花は「舞妃蓮(まいひれん)」という品種だそうです。
源平池なら源氏池。
おお、妃たちが踊ってる!
やはり今の時期は水量も多くなって「池」らしいですね。
水面に浮いている葉は睡蓮ですかね?
微かにピンク色がかってるところが綺麗ですね。大きくなると直径30㎝くらいになるそうですよ。
見てると、うっとりしてしまいます。
ちなみに『妙法蓮華経』のサンスクリット語はサッダルマ・プンダリーカ・スートラで「プンダリーカ」は白蓮華。舞妃蓮は白蓮華(プンダリーカ)なのだろうか? などと……。
花の付け根の種ができるところを「花托(かたく)」と言うらしいですが、蓮の場合、古来から「はちす」と言うんだそうです。ハチの巣みたいですもんね。
あ、赤トンボ。見えます?
第二蓮池
第二蓮池の濃いピンク色の花は「誠蓮(まことはす)」という品種だそうです。
源平池なら平家池。
レンコンとして食べるのは、この誠蓮の方だそうです。
カルガモがすいすい泳いでました。
まだ蕾もありますね。
あの林の中が小説『蓮池』で、幼い二人がままごと遊びしていたところです。
あ、亀が……。見えます?
カルガモで~す。
生き物たちが、あるがままに、静かに息づいている……。
じつに「蓮池」は癒される場です。
ここが埋め立てられなくて、本当に良かった……。
ところで、この鵠沼の「蓮池」の心象風景から生まれた短編小説『蓮池』もよろしくお願いいたします。
提供は「森園知生の小説工房」でした。