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ようこそ鎌倉と江ノ島のはざまへ
森園知生の小説工房はコチラです 鎌倉といえば鶴丘八幡宮をはじめとする神社やお寺。江ノ島は太陽の光にあふれた湘南というイメージでしょうか。でも観光案内は他のサイトにお任せし、ここでは陽が翳り、少しじめっとした鎌倉や江ノ島のトワイライトゾーンをご紹介してゆきたいと思います。たとえば戦争の傷跡、消えた風景、土地に刻まれた記憶、等々……。著作の一覧はコチラ鎌倉には安倍晴明も訪…
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「森園知生の小説工房」スタート
これまでブログ「鎌倉と江ノ島のはざまで」をご覧いただきありがとうございました。鎌倉と江ノ島のはざまに住み、歩き、見たこと、感じたことを徒然なるままに書いてきま…
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蓮池(3)― 追憶 ―(最終回)
前回までのあらすじ坂本浩一は、一粒の蓮の種を窓から投げ捨てた。それは幼いころ、二宮初江と蓮池で遊んだ想い出の標(しるし)であるとともに、妻、洋子への裏切りの証…
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蓮池(2)― 青春の蹉跌 ―
第一話のあらすじ坂本浩一は、一粒の蓮の種を窓から投げ捨てた。それは幼いころ、二宮初江と蓮池で遊んだ想い出の標(しるし)であるとともに、妻、洋子への裏切りの証で…
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蓮池(1)ー 幼なじみ ー
坂本浩一は、ベッドに半身を起こし、手のひらの白い錠剤を見つめた。 これを飲めば、また吐き気をもよおすだろう。薬は病気を治すためにあるはずなのに、と憂鬱になる…
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ラフカディオ・ハーンは、なぜ日本人、小泉八雲になったのか?
『怪談(KWAIDAN)』の作者として有名なラフカディオ・ハーンは、松江を訪れ、日本の美と出会い、武家の娘、セツと結婚し、日本へ帰化しました。しかし、来日直後…
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ラフカディオの旅(4)― 鎌倉・江の島への旅 ―
タイトル画像は「新関コレクション」よりハーンの鎌倉・江の島行脚ラフカディオ・ハーンは1890年4月4日、横浜に到着後、間もなく鎌倉、江の島を訪…
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ラフカディオの旅(3)― 仏領西インドの二年間 ―
西インド諸島への旅ラフカディオ・ハーンはニューオーリンズでのクレオール文化※の研究に限界を感じると、それがより色濃く残る西インド諸島(当時の呼称は「仏…
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ラフカディオの旅(2)― エリザベス・ビスランドという女性 ―
ハーンの人生に大きな影響を与えた女性その名はエリザベス・ビスランド。彼女は詩を書き、文芸を愛する、いわゆる文学少女でした。ハーンが新聞に掲載した短編小…