1.鎌倉のこと

鎌倉「洪鐘祭」ー令和の絵巻物語ー 第三巻 偉業の人々

この記事は第二巻 いにしえの記憶からの続きです。
※「洪鐘祭」についてはコチラをご覧ください ➡ 鎌倉で60年に一度行われる洪鐘祭とは?


我が菩提寺、浄智寺の住職、朝比奈恵温氏も参列。
浄智寺は七福神巡りの布袋様のお寺でもありますが、ご住職様もだんだん……。


円覚寺僧侶
「円覚寺の洪鐘は、僧侶の姿に身を変えて諸国を行脚している」という云い伝えがあります。詳細はコチラ円覚寺洪鐘の伝承(「ラフカディオ・ハーンの見た鎌倉(2)― 円覚寺 ―」より)


円覚寺横田管長。俥夫は青木さん。江嶋神社の相原宮司が続く。
仏教、神道の司祭が合い並ぶ……。感無量です。


円覚寺洪鐘祭実行委員会の関本利男会長。
関本氏は60年前の昭和の洪鐘祭で、御父上から「次はおまえがやるんだぞ」と言われ、今回に至ったとのことです。


鎌倉市長の松尾崇氏。手前の洪鐘祭二度目経験者(前回の昭和40年参加者)と歓談。


衆議院議員の早稲田ゆき氏。


鎧武者は「鎌倉もののふ隊」の鎌倉智士さん(本名。鎌倉権五郎景政の子孫)。
「鎌倉殿の13人」をはじめ、数々の時代劇ドラマに(エキストラで)出演。
あまりに貫禄があるので、監督から「あまり目立たないようにしてください」と言われたこともあるとか。(ご本人の言)


八雲大神神輿。「洪鐘」の半纏が鮮やか!

明治の半纏は「鐘」の一字ですね。(yoritomo-japan.com より)


あ、面掛行列だ! 先頭はいつも「天狗」。
かつては山ノ内でも行われていたそうですが、今回の参加は坂の下の御霊神社から?
でも御霊神社の面掛行列の面とは少し違うようです。
御霊神社面掛行列コチラ面掛行列(2011年9月18日)当ブログ掲載


続いてきた赤ら顔は「烏天狗」?
このまんまハロウィン会場へ直行できますね。(;^_^A


やはり「異形」は凄みがあります。
「偉業の人々」に続いて「異形の面」とは心憎い演出???


「おかめ」は源頼朝の子を孕んだ菜摘御前という説もあります。
大きなお腹に注目。妊婦が撫でれば安産のおまじないになるとか。

明治の洪鐘祭の「面掛行列」(yoritomo-japan.com より)
「天狗」が先頭というのは伝統のようです。

続きはコチラ第四巻 祭の襷




ピックアップ記事

  1. 竜の棲む岬
  2. ショートショート『渚にて』
  3. 【連載小説】『かつて、そこには竜がいた』全話
  4. 【連載小説】『春を忘るな』まえがき
  5. 【連載小説】『俥曳き俊輔の逡巡』(全話)

関連記事

  1. 1.鎌倉のこと

    鎌倉広町の森 お花見散歩

    我が家のベランダから隣の公園を見たら桜が、ほぼ満開。「広町の森でも行…

  2. 1.鎌倉のこと

    私の散歩道

     まだまだコロナが猛威を振るってはおりますが、コロナ巣篭りと執筆で衰…

  3. 1.鎌倉のこと

    『源氏将軍断絶』拝読

    坂井孝一氏による源氏考 坂井孝一著『源氏将軍断絶』(PHP新…

  4. 1.鎌倉のこと

    ラフカディオ・ハーンの見た鎌倉(6)― 大仏(高徳院) ―

    この記事は、ラフカディオ・ハーンの見た鎌倉(5)からの続きです。…

  5. 1.鎌倉のこと

    切通し No.0 -釈迦堂口-

    鎌倉七口の番外ながら最も壮観な切通し■古文献に記載の少ない謎…

  6. 1.鎌倉のこと

    鎌倉「洪鐘祭」ー令和の絵巻物語ー 第一巻 祭りの始まり

    60年に一度の鎌倉「洪鐘祭」を目に焼き付けておきたいと思い、雨上がり…

  1. 1.鎌倉のこと

    鎌倉の切通しシリーズ総集編
  2. 5.著作のこと

    ラフカディオ・ハーンの見た鎌倉・江ノ島(総集編)
  3. 1.鎌倉のこと

    中世鎌倉の港湾遺跡をドローンで空から撮影しました! ―『春を忘るな』の周辺(7)…
  4. 2.江ノ島のこと

    江ノ島に架ける橋
  5. 1.鎌倉のこと

    源実朝の謎(1) これが実朝の墓?
PAGE TOP