小説『竜の棲む岬』表紙写真撮影
■海上の上空から撮影
先日、電子出版しました小説『竜の棲む岬』の表紙写真撮影のため、(株)うみどりのご協力でドローンによる空撮を行いました。サーファーの邪魔にならないよう、波の静かな日を狙って撮りましたので、大波の来た時の稲村とは別の顔をしています。見慣れた稲村ヶ崎も海の上空から眺めると、また違った表情をしていました。
沖の海上から岬の先端に向かって、高高度から接近。(右上の黒い影はドローン機体の一部)
少し高度を下げながら接近。
岬の先端から左側が七里ヶ浜。右側が由比ヶ浜。
これは由比ヶ浜側の岩壁。
七里ヶ浜側の岩壁に接近。洞窟が見えてきました。
満潮時でしたので洞窟の縁まで波が寄せています。干潮時は、わずかな岸辺が露出します。
おそらく新田義貞は干潮のタイミングを狙って黄金の剣を投げ入れ、岸辺を渡って由比ヶ浜側へ回ったのでしょう。竜神の起こした奇跡? それとも、兵の士気を鼓舞する大将のパフォーマンスか?
さらに接近してみます……。
七里ヶ浜側岩壁の全景。(下の写真と同じ)
■岬の洞窟に接近!
各洞窟について、私の知る限りの情報は以下の通りです。
②③④は海食等、自然の作用によってできた穴のようです。(確認はできていません)
①と⑤は、あきらかに人手によって掘削された跡があり、伏龍(※)の出撃口と云われています。そして、①と⑤は岩壁の奥で繋がっているようです。(現在は立入禁止となっており、現場確認はしていません)
⑥の四角い穴は銃眼(銃座)で、上陸用舟艇を狙い撃ちするために作られたようです。
※旧日本海軍の特攻の一つで、別名「人間機雷」。詳細はコチラ。
①の洞窟(伏龍特攻の出撃口)に上空から接近。
こちらは②③④の洞窟。
少し角度を変えて接近すると⑥の銃眼(銃座)がよく見えます。
もう少し接近して撮ればよかったと、ちょっと後悔……。
■『竜の棲む岬』表紙決定!
岬の先端から少し由比ヶ浜寄りから撮った写真。これを『竜の棲む岬』の表紙にすることに決定!
まずは電子書籍で出版。(2021年10月10日)
小説『竜の棲む岬』電子書籍はコチラ
次に紙の本で出版。( 2021年12月1日 )
背表紙、裏表紙までデザインしなければならないので、電子版とは別のショットを使いました。
小説『竜の棲む岬』紙の本はコチラ
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