1.鎌倉のこと

鎌倉「洪鐘祭」ー令和の絵巻物語ー 第二巻 いにしえの記憶

この記事は第一巻 祭の始まりからの続きです。
明治時代の「洪鐘祭」絵巻と比べながら見てゆきます。
※「洪鐘祭」についてはコチラをご覧ください ➡ 鎌倉で60年に一度行われる洪鐘祭とは?


山ノ内囃子保存会。山車に乗って太鼓叩ける子が羨ましい。


「洪鐘」の半纏とおそろいのスタッフ用ウインドブレイカー。欲しいな。


稚児行列。最高にいい想い出、記念になるでしょうね。こんな想い出も写真も、俺にはねえもんなぁ……。羨ましい!

明治「洪鐘祭」の稚児行列(yoritomo-japan.com より)


警察もいろいろあっけど、ご苦労様でございます!


救急車も参加? と思いきや、ガチ緊急車でした。ほら、道あけろー!


鎌倉鳶職組合「木遣保存会」。かっこいいなぁ。


纏も登場。こういうのは江戸時代から加わったんだろうな。


江嶋神社の神主さんと流れ旗。
鎌倉と江ノ島の強~い絆を象徴してますね。


江の島囃子の流れ旗


高見の見物? 自宅の特等席も60年に一度だけだもんね。


江の島囃子

江ノ島唐人行列・唐人囃子。唐人というより仙人みたいな人がいますね。
アップすると……。

明治の洪鐘祭「江ノ島唐人行列・唐人囃子」(yoritomo-japan.com より)



※江ノ島唐人囃子の起源は未詳。大名が参勤交代の際、お国の囃子を奉納したとか、中国の船が難破し助けられたお礼に島民に伝えたとか、いろいろな云い伝えがあるようです。


女子たちの三味線隊。三味線は江戸時代(天保の「洪鐘祭」)からでしょうね。

横笛は古い時代からあったはず。

少なくとも明治時代の絵巻には登場しています。

明治の「洪鐘祭」絵巻「横笛を吹く女性たち」(yoritomo-japan.com より)

続きはコチラ第三巻 偉業の人々

ピックアップ記事

  1. 竜の棲む岬
  2. ひぐらしの啼く時
  3. 【連載小説】『かつて、そこには竜がいた』全話
  4. 【連載小説】『俥曳き俊輔の逡巡』(全話)
  5. オリンポスの陰翳 ――江ノ島東浦物語――

関連記事

  1. 1.鎌倉のこと

    朝焼けが消える前に

    ある朝、七里ヶ浜へ散歩に出ると、透き通るような朝焼けが広がっていた。…

  2. 1.鎌倉のこと

    殉教の旅(2)― 東慶寺に残るキリシタンの痕跡 ―

    あの東慶寺にキリスト教の遺物が?鎌倉の山ノ内にある臨…

  3. 1.鎌倉のこと

    朝焼けが消える前に ver2

    https://www.youtube.com/watch?v=b…

  4. 1.鎌倉のこと

    源実朝暗殺の謎を解く小説『春を忘るな』

    源実朝暗殺の謎を解明する小説『春を忘るな』を書くに至った訳1…

  5. 1.鎌倉のこと

    鎌倉「洪鐘祭」ー令和の絵巻物語ー 第一巻 祭りの始まり

    60年に一度の鎌倉「洪鐘祭」を目に焼き付けておきたいと思い、雨上がり…

  6. 1.鎌倉のこと

    源実朝の謎(3) 真相の解明は……

     この記事は、「源実朝の謎(2) 実朝暗殺事件の影に蠢くもの」からの…

  1. 2.江ノ島のこと

    江ノ島に架ける橋
  2. 1.鎌倉のこと

    稲村ケ崎(2) -謎の洞窟-
  3. 1.鎌倉のこと

    鎌倉の切通しシリーズ総集編
  4. 1.鎌倉のこと

    源実朝の謎(1) これが実朝の墓?
  5. 2.江ノ島のこと

    江ノ島ヨットハーバーの今昔
PAGE TOP