源実朝暗殺事件の真相を探る小説『春を忘るな』の舞台裏を訪ねる「周辺シリーズ」一覧
1.北条義時と大倉薬師堂 ―『春を忘るな』の周辺(1) ―
『吾妻鏡』には、鎌倉幕府第三代将軍、源実朝が暗殺された時のことについて、北条義時と大倉薬師堂にまつわる、じつに謎めいた(怪しい?)記述があるのですが、その大倉薬師堂を訪ねてみました。
2.源実朝ってどんな顔? ―『春を忘るな』の周辺(2) ―
源実朝ってどんな顔していたのでしょう? 昔の人は写真もないのでわかりませんよね。でも、どうやらこんな顔だったようです。
3.実朝の唐船と渡宋計画 ―『春を忘るな』の周辺(3)―
源実朝といえば、『金槐和歌集』で知られた歌人。父の頼朝と比べると、どこか繊細な文学青年タイプと見られがち。でも、じつは唐船(カラブネ)を造って宋へ渡ろうとした冒険心あふれる青年でもあったのです。
4.え? 鎌倉時代って竪穴式住居だったの?! ―『春を忘るな』の周辺(4)―
竪穴式住居といえば縄文時代、弥生時代のイメージじゃないですか? でも、じつは中世鎌安倉時代も庶民は竪穴式住居に住んでいました。
5.八幡宮大銀杏の木霊 ―『春を忘るな』の周辺(5)―
源実朝暗殺事件の真実。本当のことはタイム・マシンに乗って現場を見てこない限り、誰にも絶対にわからないのです。ところが、唯一この八幡宮の大銀杏が現場を見ていました。そして、今、木霊となって……。
6.「源頼朝の墓」とは何なのか? ―『春を忘るな』の周辺(6)―
「源頼朝の墓といえば、鎌倉の西御門の山裾にある、アレでしょ」と、一度でも訪れたことのある方なら仰るでしょう。たしかにそうなんですが、この「源頼朝の墓」と云われている遺跡には、少々複雑な歴史があるのです。
7.中世鎌倉の港湾遺跡「和賀江島」 ―『春を忘るな』の周辺(7)―
8.実朝の唐船は旅立つことができたのか? ―『春を忘るな』の周辺(8)―
『春を忘るな』で源実朝は、暗殺事件の起きた夜、密かに出航したが、遠浅といわれている鎌倉の海で、それが可能だったのか? 今回の記事で、それを検証する!