1.鎌倉のこと

今、鎌倉にあるお寺や神社の建物は鎌倉時代のものではありません。鎌倉時代の末期にそのほとんどは戦乱で焼失してしまったのです。でも時代の痕跡は山肌の崖地に、切り通しに、そして海辺の風景にたしかに残っています。そんな土地の記憶を訪ね歩いてみようと思います。

  1. 源実朝ってどんな顔? ―『春を忘るな』の周辺(2) ―

    歴史人物の「顔つき」を推定してみる■まず、頼朝はそんな顏だったのか? この肖像画を見た、ある程度の年齢(?)の方々は「源頼朝だ!」と答えるでし…

  2. 北条義時と大倉薬師堂 ―『春を忘るな』の周辺(1) ―

    源実朝暗殺事件に関わる『吾妻鏡』の謎めいた記述を探る■『吾妻鏡』に記された北条義時と大倉薬師堂 鎌倉市二階堂の薬師堂ヶ谷の奥に覚園寺があります…

  3. 小説『春を忘るな』の連載を終えて

    連載のあとがき1.ご挨拶 連載小説『春を忘るな』をお読みいただいた皆さま、誠にありがとうございました。 源実朝の死にまつわるいくつかの疑問を、…

  4. 鎌倉広町の森 お花見散歩

    我が家のベランダから隣の公園を見たら桜が、ほぼ満開。「広町の森でも行ってみるか」となった。道すがらの公園。奥は大島桜。手前の赤いのは八重の梅に似たるも…

  5. 『源氏将軍断絶』拝読

    坂井孝一氏による源氏考 坂井孝一著『源氏将軍断絶』(PHP新書 2021年1月出版)を拝読しました。 坂井先生は2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の1…

  6. 代替テキスト『春を忘るな』

    【連載小説】『春を忘るな』まえがき

    ――この小説は、源実朝暗殺事件の真相を解明する物語です――■ 小説連載に至る経緯(源実朝の謎)はコチラ。 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の…

  7. 源実朝暗殺の謎を解く小説『春を忘るな』

    源実朝暗殺の謎を解明する小説『春を忘るな』を書くに至った訳1.源実朝の死の謎建保七年(1219年)一月二十七日、鎌倉幕府第三代将軍、源実朝は鶴…

  8. 源実朝の謎(3) 真相の解明は……

     この記事は、「源実朝の謎(2) 実朝暗殺事件の影に蠢くもの」からの続きです。源実朝暗殺事件の真相を探る■真相解明の手段は? さて、こ…

  9. 源実朝の謎(2) 実朝暗殺事件の影に蠢くもの

     この記事は、「源実朝の謎(1) これが実朝の墓?」からの続きです。源実朝暗殺犯をめぐる謎 源実朝は、建保七年(1219年)一月二十七日、右大…

  10. 源実朝の謎(1) これが実朝の墓?

    源実朝の墓をめぐる謎■寿福寺の源実朝と政子の墓「ここは鎌倉五山第三位の寿福寺です。このお寺には、北条政子と鎌倉幕府第三代将軍、源実朝のお墓があ…

  1. 5.著作のこと

    森園知生の著作一覧
  2. 2.江ノ島のこと

    江ノ島に架ける橋
  3. 1.鎌倉のこと

    鎌倉の切通しシリーズ総集編
  4. 1.鎌倉のこと

    中世鎌倉の港湾遺跡をドローンで空から撮影しました! ―『春を忘るな』の周辺(7)…
  5. 1.鎌倉のこと

    稲村ケ崎(2) -謎の洞窟-
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